8月2日(水)から4日(金)、東京ビッグサイトにて「第2回国際発酵・醸造食品産業展」が開催されました。
本イベントは、食材を微生物などの作用で発酵させることによって味の向上、保存性の向上、食材や調味料などの生成、さらには健康への効果増大などの様々なメリットを向上させることのできる食品産業の中でも最も歴史の古い加工食品である「発酵食品」「醸造食品」にスポットを当てた日本唯一の専門展です。国際和食産業展や和麵産業展などと同時開催され、会場には3日間合計で4.3万人を超える入場者が訪れました。
本学は、食に関する様々な研究成果発表と交流の場として設置された発酵アカデミックフォーラムに地域未来デザイン工学科 バイオ食品工学コースの佐藤利次教授が出展しました。
8月2日(水)には、「キノコ発酵大豆を利用した機能性食品素材の開発」をタイトルに、30分間のセミナー講演を行ないました。セミナー終了後は多くの方が本学ブースに立ち寄り、研究の詳細についてたくさんの質問を受けました。今回紹介した研究に取り組む大学院博士後期課程医療工学専攻3年の澤田雄太さんも参加し、来場者への説明を行ないました。
今回初めての出展でしたが、佐藤教授のキノコ発酵大豆に関する研究について多くの方に知っていただくことができ、とても有意義な展示会となりました。