北見工業大学シーズ・ニーズマッチングシンポジウム2023を開催しました

投稿日:2023.12.22

北見工業大学は、12月14日(木)、同大学講堂において「北見工業大学シーズ・ニーズマッチングシンポジウム2023」を開催し、地域の企業や自治体から約100名が参加しました。

本シンポジウムを主催する社会連携推進センター長の藤井享による開会挨拶の後、北見工業大学が掲げる8つの重点研究分野(エネルギー、地球環境、寒冷地域防災、冬季スポーツ、工農連携、医工連携、先端材料、機械知能情報)で進める研究について本学研究者が紹介を行いました。出展された26テーマのポスターセッションでは、各テーマ2分間のショートプレゼンテーションにより研究の概要を紹介した後、それぞれのブースで参加者と研究者が交流する時間を設け、質問・相談などが活発に行われました。

また、本学同様に国立大学法人北海道国立大学機構に設置されている小樽商科大学・帯広畜産大学の産学官連携を推進する取組みについても紹介したほか、経済産業省北海道経済産業局の研究開発支援に係る施策を産業技術革新課長補佐の金子和夫氏にご紹介いただきました。

基調講演では、「大学の価値を地域で活用しよう!~JSTの技術移転支援事業~」と題し、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)からスタートアップ・技術移転推進部研究支援グループ副調査役の二階堂知己氏に大学と地域・産業が協力して新たな価値創造に取り組む重要性などについてご講演いただきました。

本シンポジウムを通して、北見工業大学に多様な研究シーズがあることを知っていただくとともに、地域の企業や自治体と研究者との繋がりを生む非常に有意義な機会となりました。今後も地域の方々との連携を一層深めていけるよう取り組んでまいります。

ショートプレゼンテーションの様子① ショートプレゼンテーションの様子②
基調講演を行う二階堂氏 北海道経済産業局の施策を紹介する金子氏
ポスターセッションの様子① ポスターセッションの様子②